内定とは?内々定との違いと内定後にすべきこと

「内定」「内々定」という言葉は、就職活動や転職活動を進めるなかでよく登場しますが、両者の違いを正確に説明できる人は意外と…

2026.09.02 公開更新日:2026.08.31

「内定」「内々定」という言葉は、就職活動や転職活動を進めるなかでよく登場しますが、両者の違いを正確に説明できる人は意外と多くありません。特に社会人経験の浅い方や、初めて転職活動を行う方にとっては、内定を受け取った後に何をすればよいのか分からず不安を感じることもあるでしょう。この記事では、内定と内々定の一般的な違いや、内定を受け取った後に確認・準備しておきたいことについて、基本的な考え方を分かりやすく解説します。実際の取り扱いは企業や採用状況によって異なる場合があるため、応募先企業からの案内を必ず確認するようにしてください。

内定とは何か

中央に「内定とは」と書かれたバッジがあり、3つのサブバッジが矢印でつながっている。

一般的に「内定」とは、企業が応募者に対して採用の意思を正式に伝える段階を指すことが多いです。多くの場合、内定通知書や労働条件通知書といった書面、あるいはメールなどで採用条件が明示され、応募者側もそれに対して受諾の意思を伝えることで、雇用に関する約束が実質的に成立したとみなされる傾向があります。ただし、内定の位置づけや手続きの厳密さは企業や業種、採用状況によって異なるため、通知の内容や条件面をよく確認することが重要です。

内々定とは何か

中央に「内々定」と書かれた円から三つの枝が伸びている図。

「内々定」は、正式な内定に先立って企業側から採用の意向が伝えられる、より初期的な段階を指すことが一般的です。新卒採用の場面で使われることが多い言葉ですが、中途採用や高卒採用など他の場面で使われることもあります。内々定の時点では、正式な内定通知や書面のやり取りがまだ行われておらず、口頭や簡易な連絡で意向確認が行われる場合が多い傾向があります。企業によっては、内々定の段階で条件面の大枠をすでに提示していることもあります。

内定と内々定の違い

内定と内々定は、いずれも「採用したい」という企業の意思を伝えるものですが、一般的には内々定が非公式・初期的な段階、内定がより公式で正式な段階として位置づけられる傾向があります。とはいえ、この区分を一律に定めた統一的な基準があるわけではなく、実際の運用は企業ごとに異なる場合があります。同じ「内定」という言葉を使っていても、実質的には内々定に近い段階であることもあるため、通知の形式や書面の有無、条件明示の程度などを確認しながら、自分が現在どの段階にいるのかを把握しておくことが大切です。選考の全体的な流れの中で内定がどのタイミングで出されるのかについては、選考とは?書類選考から内定までの流れをゼロから解説でも解説していますので、あわせて参考にしてください。

内定を受け取ったら確認したいこと

内定の連絡を受けたら、まず回答期限を確認しましょう。多くの企業では、内定受諾の意思表示に一定の期限を設けている場合があります。期限内に返答するのが難しい事情がある場合は、早めに企業へ相談し、可能であれば期限の調整について相談してみるとよいでしょう。

次に、内定通知書や労働条件通知書に記載されている雇用条件(給与、勤務地、業務内容、入社日など)に目を通し、面接時に聞いていた内容と認識のずれがないか確認します。不明点や気になる点があれば、遠慮せず採用担当者に質問することをおすすめします。

また、入社までに提出が必要な書類(履歴書、健康診断書、卒業証明書、資格証明書など)についても案内があることが多いため、案内に従って余裕を持って準備を進めましょう。

現職がある場合の退職に向けた準備

すでに他の企業で働いている場合は、内定後に退職に向けた計画を立てる必要があります。退職の意思表示や業務の引き継ぎには一定の時間がかかることが多いため、勤務先の就業規則を確認したうえで、余裕を持って上司に相談するとよいでしょう。退職時期と新しい職場の入社日が近すぎたり重なりすぎたりしないよう、スケジュール全体を調整しておくことも大切です。引き継ぎ資料の準備や取引先への挨拶なども、計画的に進めておくと退職時のトラブルを避けやすくなります。

内定辞退を考える場合の対応

内定を受けた後で、他社への入社を決めたり、条件面で不安が残ったりして、内定を辞退したいと考える場合もあるでしょう。内定辞退は法的な問題になりにくいとされる一方で、伝え方やタイミングによっては企業に迷惑をかけてしまう可能性もあるため、できるだけ早く、誠意を持って連絡することが望ましいとされています。電話での伝え方や具体的なマナーについては、内定辞退の伝え方・電話マナーで詳しく解説していますので、辞退を考えている場合はあわせて確認してみてください。

よくある質問

内定と内々定に法的な違いはありますか?

一般的に、内々定は非公式な意向確認、内定はより公式な採用の意思表示として扱われる傾向がありますが、この区分を明確に定めた統一的な基準があるわけではありません。企業によって運用が異なる場合があるため、通知の形式や条件明示の内容を確認することが大切です。

内定通知を受けたら必ず受諾しなければなりませんか?

必ず受諾する必要はありません。検討期間が必要な場合は、回答期限内に企業へ相談し、可能であれば期限の調整についても相談してみるとよいでしょう。他社の選考状況なども踏まえて、慎重に判断することをおすすめします。

内定後に提出する書類にはどのようなものがありますか?

企業や業種によって異なりますが、履歴書や職務経歴書のほか、健康診断書、卒業証明書、資格証明書などの提出を求められる場合があります。案内に従って早めに準備しておくと安心です。

内定を辞退すると今後の転職活動に影響しますか?

内定辞退そのものが直接的に不利になるとは一般的に言われていませんが、伝え方やタイミングによっては印象に影響する場合もあります。誠意を持って早めに連絡することが望ましいとされています。

内々定のまま連絡が来ない場合はどうすればよいですか?

内々定から内定通知までの期間は企業によって異なります。一定期間連絡がない場合は、選考状況について採用担当者に確認してみるとよいでしょう。

よくある質問

内定と内々定に法的な違いはありますか?

一般的に、内々定は非公式な意向確認、内定はより公式な採用の意思表示として扱われる傾向がありますが、この区分を明確に定めた統一的な基準があるわけではありません。企業によって運用が異なる場合があるため、通知の形式や条件明示の内容を確認することが大切です。

内定通知を受けたら必ず受諾しなければなりませんか?

必ず受諾する必要はありません。検討期間が必要な場合は、回答期限内に企業へ相談し、可能であれば期限の調整についても相談してみるとよいでしょう。他社の選考状況なども踏まえて、慎重に判断することをおすすめします。

内定後に提出する書類にはどのようなものがありますか?

企業や業種によって異なりますが、履歴書や職務経歴書のほか、健康診断書、卒業証明書、資格証明書などの提出を求められる場合があります。案内に従って早めに準備しておくと安心です。

内定を辞退すると今後の転職活動に影響しますか?

内定辞退そのものが直接的に不利になるとは一般的に言われていませんが、伝え方やタイミングによっては印象に影響する場合もあります。誠意を持って早めに連絡することが望ましいとされています。

内々定のまま連絡が来ない場合はどうすればよいですか?

内々定から内定通知までの期間は企業によって異なります。一定期間連絡がない場合は、選考状況について採用担当者に確認してみるとよいでしょう。

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この記事の執筆者

編集部 宏キャリアマイスター

過去10年間、人材業界でのビジネスに携わってきた経験をもとに、求職者の皆さまへわかりやすく情報をお届けしています。

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